ジンです。
先日、静岡県三島市で行われたeスポーツイベントに参加してきまして。久しぶりのVFイベントということでたくさんの人とお話できたのですけれども。
新バージョン、そしてsteam版が発表された直後ということで、ちょこちょことあがったのがこの話。

PC買ったほうがいいかな?

プレステでよくね?
などなど。
自分は先日から当然のようにsteam版を激推ししていたのですが、それはまあPCを持っているからで。いままでPlayStationで遊んでいた方からしてみれば、同じゲームのためにわざわざ高いハード(PC)買いたくないですよね。
これを踏まえて、自分なりの認識、見解をまとめておきます。
結論から言ってしまうと、ガチ勢は買おう、エンジョイ勢は無理に移行しなくても?
でもたくさんの人とガチで遊びたいからみんなPCに移行してくれたら嬉しい。
それでは、本文。
PC版とPS版では何が違う?
PC(Steam) | PlayStation | |
〇 | ・よりアーケードに近い ・ロールバック実装 ・回線速度の敷居が低い ・デバイスの自由度が高い | ・導入費用が安い ・自身も周りも既に所持している |
× | ・導入費用が高い ・ラグが無いわけではない ・チートプレイヤーが現れる可能性がある | ・PSNに依存するためラグが発生しやすい ・PSそのものに入力遅延がある ・デバイスに制限がある |
その他 | ・別のPCゲームも遊べる ・ハイクオリティな映像/音楽が楽しめる ・ゲーム以外の用途としても優秀 ・配信の自由度が上がる ・Discordと連携しやすい | ・別のPSゲームも遊べる ・専用のボイスチャット ・手軽に配信が可能 |
まとめるとこんな感じかな?
また気付いた点などあれば追記していきますが、一旦。
やっぱり大きいのは
“ラグの影響が少なく、よりアーケードに近い感覚でプレイできる”こと。
昨今の格闘ゲームで多く実装されている“ロールバック”が実装されたことも大きいです。
とは言え、ラグが全く無くなるわけではなく、もともと現行のバーチャファイターはオフライン向けに作られたゲームであるために、ロールバックの影響で相手キャラが飛んだように表示されてしまうことも、ベータ版では見受けられました。この部分はおそらく、変わらないのではないかと。
とはいえ、このロールバックと、ネットワークの影響がPlayStationよりも小さいことにより、プレイヤー側はオフラインとほぼ変わらない感覚でキャラクターを操作することが可能となっています。
この点が非常に大きく、オフライン含め大会に頻繁に参加するプレイヤーには、できる限りSteam版をプレイしてほしい、というのが個人的な考えです。

もうひとつ、あまり大きな声では言いづらいのですが…
なぜ別ゲーのプロプレイヤー達はみんなPCでプレイするか。
一応表内に答えはあります。そういうことです。
“ロールバック”とは
以前にも別記事で記載した内容ですが、改めて。
格闘ゲームで使われる「ロールバック(Rollback)」は、オンラインプレイ中の遅延を軽減し、よりスムーズな対戦を可能にするネットコード技術の一種です。この技術が開発されたことで、特にリアルタイム性が重要な対戦格闘ゲームは劇的に進歩しました。
【具体的な仕組み】
- 予測: プレイヤーが入力を行うと、その入力が相手の画面にすぐに反映されるように、ゲームは次のフレームの予測を行います。
- ロールバック: もし予測が間違っていた場合、ゲームは一旦その予測結果をロールバック(巻き戻し)し、正しい入力に基づいて再度フレームを進行させます。
- スムーズな表示: プレイヤーにはこのロールバックが発生していることをほとんど気づかせないように、ゲームはできるだけスムーズに表示されます。
※”できるだけ”というのが肝で限界はあります。例えば超遠距離での対戦であったり、大幅な速度遅延がある場合、ゲームが不自然な動きをしてしまう事象はどうしても発生します。
【ロールバックの利点】
- 低遅延: ロールバック方式は、入力遅延を最小限に抑えるため、プレイヤーが即座にキャラクターを操作している感覚を維持できます。
- 一貫した体験: プレイヤー同士が異なる地域にいても、遅延を感じることなく公平にプレイできるようになります。
(余談)ゲーミングPCはゲーム以外でも優秀
ゲームのために安くて10万、それなりのものだと30万という金額を出すことに億劫になる気持ちもわかります。しかし、ゲーミングPCという名前ではあるものの、その性能はゲームだけに留まるものではありません。
例えば、
- 動画編集や写真加工
- 3DモデリングやCAD設計
- プログラミングやアプリ開発
などなど、高負荷がかかる作業も難なくこなせてしまうのがゲーミングPCです。
もちろんゲームをする際には、家庭用ゲーム機以上の高画質・高フレームレートでのプレイが可能。
「ゲーミングPC、本当に必要か」と迷っているなら、改めてその用途を見直してみると、思いがけないメリットが見つかるかもしれません。

複数モニターを使ってのマルチタスクなども可能ですし、自分なんてもう家にいる間は殆どPCの前に座りっぱなし…。
ちなみにPC購入後はきっと一日座っていられる椅子が欲しくなりますたぶん😂
まとめ
結論。
ガチ勢ならPC推奨、エンジョイ勢なら無理しなくても?
特に今までゲーセンでビシバシ大会に参加してきたプレイヤーこそ何とかしてゲーミングPCを導入、steamでプレイしてほしいです。
PlayStationでプレイする際、違和感を感じていた人ほどオススメ。
ただ…ひとつだけ。
まだ、steam版は正式にリリースされていません。
リリース後、実際にプレイヤーの評判を聞いてからでも間に合うかも。
実際何か致命的なマイナス面があるかもしれませんし。
更に別記事でも書きましたが、今がゲーミングPCの買い時か?と聞かれると微妙なところ。
僕自身、リリース後しっかりやり込んで、配信やこうした記事で、その感想を伝えていきたいと思いますので、良かったらまたそれを見ていただいて、導入を決めていただけたら幸いです。
今回は簡単ですがこんなところで。
ではでは、また。
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