ジンです。
以前『僕達は誰も新作を待っていたわけじゃない』という記事を書きました。
…嘘です。
めっちゃ待ってました。
2024年12月13日(金)AM、バーチャファイター公式アカウントからXへ突然のポスト。
本日12/13(金)14:00より『バーチャファイター』シリーズの今後の展開をお伝えする「VF Direct 2024」を世界同時配信します!
— 「バーチャファイター」シリーズ公式 (@vf_official) December 13, 2024
ぜひご視聴ください!https://t.co/y0Qtqnl4tx#バーチャ#VFDirect pic.twitter.com/ikQfEINM4D
止まっていた時間が、再び動き出してくれました。
セガはバーチャファイターを忘れてなかった。
ありがとうセガ。
ありがとう今まで続けてきたバーチャファイター。
というわけで今回は、セガの発表からバーチャファイターに動きがあった部分について、あくまで個人的な視点ではありますが、記事にしていこうと思います。
それでは、本文。
VF Direct 2024
こちらが突然公開された公式からのストリーム。
僕はリアルタイムでは気付けなかったものの、大須晶のストリームで知り、実は本配信ではなく大須・ふ~ど・板橋zの会話を拝聴。
すると、
「Steam版リリース!?いまからベータテスト!!??」
なんていう会話が。
急いでSNSをチェック。色々見ていくと、どうやら、
- バーチャファイター完全新作 製作中
※龍が如くスタジオが製作中
※NVIDIAも絡んでる!?
※サウジも!!?(昨年界隈を騒がせた世界大会主催からもメッセージが) - steam版『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.』2025年1月28日リリース
※昨今のオンライン格ゲーでは標準装備の“ロールバック”実装
※公式配信終了後から5日間のベータテスト開始
※PS版『Virtua Fighter e-sports』も同時にバージョンアップ
当然何も知らなかった僕は、喜ぶより何より先に、信じられない気持ちが一番強かった気がします。ふわふわした気分のままsteamのラインナップを探すと、本当に“Virtua Fighter”の名前が。
ままままままま、まじかよ!!!!!!!
急いでも意味ないのに焦りながらダウンロード、そして起動…はせっかくだから配信しながらやりたいと思い、起動前に配信を開始したのでした。
『VF5REVO』βテスト~本稼働
さて『VF5R.E.V.O.』となって変わった部分から。
オープニング

まずはオープニングから。今回は久しぶりに光吉さんの楽曲が挿入されました。
たまりません😭
ムービーやグラフィックは変わっていませんが、とにかく歌が、声がエモい。
若いプレイヤーや最近バーチャファイターを始めた方はご存知ないかもしれませんが、昔は全国大会のイベントとしてライブを行ってくれたり、エンディングで流れたりなど、僕以前のVFおじ達にとって特別な歌声。また聴けて嬉しすぎます。
steamストアページから30thアニバーサリーエディションを購入するとサントラもついてくるのでそちらもぜひ。
ロールバック実装

steam版リリース一番の目玉“ロールバック”。
現在はβ版ということで、ロールバックの強度をプレイヤー側で設定できるようになっています。
数字が少ないほど強くロールバックが機能するのですが、現状”0″に設定するとロールバック発生により「キャラが飛びまくる」とのこと。個人的には”1″がプレイしやすい気がしますが、相手側に発生する影響も踏まえ、2~3に設定するのが良さそう、というのが現状の見解です。

こちらもあくまでウワサ、真偽は定かではないものの「設定数が低い方に引っ張られる」という話があります。自分が”0″に設定すると相手側で自キャラが飛びまくって表示される?という。このあたり、真偽と推奨設定が明らかになり次第改めて共有していきます。
グラフィック設定


PCらしく画質の設定ができるようになりました。全員共通のPlayStationとは異なり、自身のPCのスペックに合わせた設定を行うための項目です。
スペック関係なく推奨の設定として、
- 垂直同期OFF
格闘ゲームにおいて推奨される設定です。ラグが軽減します。 - パフォーマンス向上設定
こちらは個人のGPUに合わせてアップスケーラー/低遅延モード設定を推奨。
NVIDIAのグラフィックボードならNVIDIAの項目に合わせておけばOKです。
あとは”詳細設定”ですが、こちらは自身のPCと個人的な感覚で設定してOKです。低めに設定しておけばPCにかかる負担が小さくなります。違いがわからなければ落としておくのもアリ。
バランス調整
基本システムに変化はないものの、約15年間続けたVF5FSのゲームバランスに若干の調整を実施。
キャラ重量の調整や、オンライン対戦に合わせた目押し要素の緩和、不遇とされていたキャラへの上方修正が加わりました。

ここに関してはまだまだこれからの部分ではありますが、個人的にカゲの上方修正がありがたく、非常に楽しいです。客観的に見ていくと、カゲの他、パイ・アオイ・シュン・ベネッサの強化が際立っているような気がします。
各キャラに復刻技を追加
ゲームバランスの調整に加えて、各キャラに復刻技を追加。キャラによっては戦術が変わるほどの変化をもたらしています。

バーチャファイター愛を感じる復刻技チョイス。カゲにはPP螺旋が復刻!めちゃくちゃ楽しいです。他のキャラだとウルフの溜めショルダーやベネッサのチェンジバックナックルなど、戦術に新しい選択肢が加わって楽しそう。
今後の課題
先日『VF5REVO』が正式にリリースされてからは、本当に楽しくて全盛期さながら毎日のようにプレイしています。
すると人間とは本当に欲深いもので、どんどんと欲が出てきました。
ああなったら、こうなったら、もっといいのに。
以下、個人的に気になる点、要望などを。
マッチングシステムの改善
現状、マッチングに関して若干の不満があります。
ただしこれに関しては早急に対応が行われ、バージョンアップで同エリアのみのマッチングとなるなどこれからどんどん良くなる可能性があります。
一点だけ、僕はデフォルトの設定ではなく切断率を誰でもとするだけでマッチングにかなりの改善が見られました。100%効果がある!!とは言い切れませんが、試してみてもいいかもしれません。

段位システムの見直し
バーチャファイター4で段位システムが導入された直後は、同段位でないと段位戦が行われない仕様でした。その後、地方ごと人口格差やゲームの流行度によって「同段位がいないから段位戦ができない」という問題を避けるために、段位差があった場合でも段位ポイントが得られるようになりました。
しかしいまやオンライン。「同段位と対戦できない」なんてこともありませんので、一定以上からは同段位のみでの昇格としても問題ないのでは。
強い相手とマッチングせず、連勝のみでの昇格は若干味気ないように感じており、個人的には神段以上から、より段位戦が楽しめる仕様になってほしいなと思います。
カジュアルマッチの追加(ロビーモードの復活)
前述のマッチング、段位システムにも関連して「このゲームにはカジュアルマッチがない」というのも大きな問題だと思います。
段位を気にせず、いつもとは違う相手と気軽に対戦できる場があったほうがゲームを楽しめるのでは。
PS版Xbox版の『VF5FS』で採用されていたロビーモードは神システムでした。
リストの中から好きな相手を選び、双方が了承すれば対戦開始。
このシステムであれば、対戦したくない相手との対戦は拒否しつつ、色々な相手と対戦できます。

このシステムのおかげで家庭用『VF5FS』は持ちこたえたと言っても過言ではないかと。復活してほしいなあ~。
3tbもぜひsteamに
直接的にVF5REVOに関連する内容ではありませんが、2023年に復刻リリースされた『VF3tb』。こちらも根強いファン・プレイヤーがおり、アーケード筐体に若干の問題がありつつも多くのプレイヤーがプレイし続けています。
このゲームこそsteam版リリースするべきなのでは!?

ぶっちゃけた話、ロールバック無しでリリースしてもみんなめっちゃやると思う。
VF4、VF5FSのプレイヤーとはまた違う層がプレイをし続けている作品なので、こちらも何とか報われてほしいところ。
まとめ
僕個人としても、ずーーーーっと待ち望んでいたsteam版がリリースされたことは本当に大きな第一歩になったと思います。
steam版リリースによって、これまでバーチャファイターをプレイしていなかった、PCゲーマーが興味を持って触ってくれている、という話も聞くようになりました。
それもこれも別ゲームで活躍するバーチャファイター達のおかげ。ふ~どや板橋ザンギエフはもちろん、先日行われた大須晶vsべてぃちゃんの『おじHUNT#5』。これも凄く良いタイミングだったのでは。
色々な要素が絡まって、いまやっと『バーチャファイター』に追い風が吹きだしたように感じます。
このまま楽しみつくして、万全の体制で新作を、新しいプレイヤーを迎え入れられたら、最高ですね。
引き続き楽しんでいきます。
良かったら、配信も観に来ていただいて、コメントなどしてくれたら嬉しいです。
それでは、また。
コメント
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