【2014 第15回VFRビートライブCUP】 ワイルドカード
ワイルドカード。
今回は3チームが抜けれるらしい。
3,4回勝てば抜け、かな。
いつもの1/32みたいな全国大会クラスの厳しさに比べればまだしも、やっぱり地獄には違いない。
何より1人に全てが懸かるあの感じ。
見てる側もやってる側も、いろんな意味でたまらない。
ちなみにうち、大仏パンチは過去二度、ワイルドカードに出場。
一度目はパンチ・ザ・センプー(全盛期)、傍目全然プレッシャーを感じず、楽しそうに圧勝で突き抜けたあいつはサイコーにかっこよかった。
…その数分後、プレーオフでちび太のとこと当たって、大将戦でおれが負けて、過去最高に泣かされたわけだけれども。
そんで二度目はイトシュン。
WC決勝まではさすがの安定感で突き進むも、vs余語、2:2のフルセット。
体力リードから弧円落で飛ばされて乙。
あの瞬間の絶望感といったらもう…。
でもあの試合、何より頭から離れないのは、余語を応援していた裏大須(LA)の応援。「あと一本だ!がんばれ!!」
めちゃくちゃ気合入ってて…何ていうか凄かった。
文章だとわかりにくいだろうけど、反対側で応援してるおれらにも響くぐらいだから、そのぐらい迫力あった。
あれ以来、応援で気合負けだけはすまいと思うようになったような、なってないような。。
この日の初戦は…ごなつよvs虎龍さんからかな。
松戸には残ってほしいけど虎龍さんももっと見たい。
何より山王会は茶会と並ぶ偉大な先輩達のチーム。
どちらも応援できないまま、近くで観戦した。
試合は1ラウンド…かな?
ごなつよがリング端からうまいことリングアウトに持っていき逆転。
そこからは終始ごなつよのペースで、ここはごなつよに軍配が上がった。
その後はあれよあれよという間に消えていく消えていく…。
やつきvs☆野ひかるのJAプライドマッチはやつきが勝利。
スピードキングらしく、凄まじい速さで瞬殺、JA神の貫禄を見せつけた。
グリやんvsちびたろう。
どっちも個人的に好きな若者。
質は違えども、二人とも良いプレイするんよね~。
アーカイブ見る限りちびたろうが2本先行し、グリやんも追いついたけど最後はネタ殺しでちびたろうが勝利、って感じかなあ。
人造人間vsタモ3。
ノッてる感じのタモ3を相手に、人造やべーかな?と思ったけど、さすがの安定感で人造が勝利。
YOUくんvsえちご。
YOUくんも昆虫タイプだと思うんだけど、大会では一味違うプレイするタイプじゃないかな。
何か通じるモノがある気がしていて、勝手に感情移入。
えちごも強いし、厳しいかと思ってたけど、こちらもさすがの安定感で3タテ勝利。
やつきvs首無し。
両方頑張って欲しかったけど…勝負所をモノにし続けたやつきが勝利。
そうこうしていたら、あっという間にもう決勝。
一つ目、千人斬りvsちびたろう。
2:2までもつれるも…最後は勝負強さを発揮した千人斬りに軍配。
二つ目、やつきvsKING。
返しを恐れず、攻め続けたKINGが勝利。
ごなつよvs人造人間。
おれこれ見てたんだけど…詳しい内容は忘れた笑。
ごなつよが勝利。
松戸おめでとう!!
勝った瞬間のごなつよより、周りの笑顔が忘れられない。
人造のほうも、今回はうめっち、くろぼー、調布KK、ZAN兄さんと、関西の良いチームだったんだけども。
予選から米国に当たるという悲運かなあ…。
今回のワイルドカードは、ほとんど全てが本当に良い試合だった。
アーカイブで見ててもわかるけど、ほぼ全てが2:2フルセット。
内容もすげえ良くて、ある意味みんな出しきれたんじゃないかな。
もちろん後悔もあるとは思うけど。
そしてどのチームにも言えることだけど、ワイルドカードってサイコーにかっこいいよね。
しかも今回は全員が全員、
「コイツなら勝ってくれる」
もしくは
「コイツが出て負けるならしょうがない」
っていうチームの思いが見てとれて、余計に代表がかっこよく見えた。
お世辞抜きで勝ってても負けててもめちゃくちゃかっこよかった。
おれはもうワイルドカード出ることはないかもなあ。
もしまたうちがワイルドカードに行くことになったら、その分思いは乗せれるようにしたい。
地獄のワイルドカードの後は、地獄のプレーオフ。
懐かしいなあ、何回も泣かされたよコレ…。
見たい試合はたくさんあったけど、おれは松戸vs川崎を応援することにした。
内容は正直あまり覚えていないんだけれど、結果は大将黒ボンジュールが副将出前にやられ、負けてしまった…。
こんなのってないよなあ…。
せっかくワイルドカードも抜けれたのにさ。
めちゃくちゃつれーんだよコレ。
まあでも、これがまた面白いところかー。
ハッスルも頑張れって言ってくれたし、なんか気付いたらカゲ悉く死んでるし(※)、頑張るしかねーか~、と思いつつ。
※余語、ハッスル(ガダルカナル)、グリやん、千人斬り(POで死んでた)、ジャグラーさん、せろりetcetc…
間もなく、決勝Tのくじ引き。
いつもの、誰が引こうか?って話になった。
特に言ったことないけど、おれ結構自信あるかも。
過去二回の優勝はおれが引いてるハズ。
絶対初戦きちーとこ引くんだけど、なんだかんだ楽しめるとこ入ってる…気がする笑。
ここはエースのこえどに引かせようかな~と思っていたら、珍しく甲府が「おれが引こうか?」って言ってきた。
あ、それいいかもと思った。
今回は甲府のためだ!頼むよパパ。
ベストは6~8。
…願いは通じず(?)2番。
お、終わった。
全員絶望感に包まれつつも、一縷の望みにかけつつトーナメント決め開始。
すると…1番はアポロ警〇。
む、むむ!!これは!!!!
先走るこえど。というか、もう行け!って言った気がする。
ビートライブ杯 『先走る こえど』 ロングバージョン from miharasan on Vimeo.
1番で左上隅に入っていったアポロ警〇を見て、そのままそこを指定。
最後まで残されたら地獄は目に見えている。
こうするしかなかったんや。。
その後早い段階で左下隅にイレイザーが入り、それを受けて…だと思うのだけど右下隅に餃子が入った。
このタイミングで、タイラントもしくは米国病院のSクラスチームが右上に来れば、もう少しバランスが良くなったのだと思うのだけど、その後は中堅クラスのチームが続き、餃子の対戦相手を残し、あっという間に右側のトーナメント表が埋まった。
最後の方で、モンテ、米国、タイラントが出現。左側に固まってしまった…。
厳しい。
最後2つ、米国と餃子が残ったところで、餃子に突っ込んだおまんげ(たら/珍獣王/ゼットマン/ドンパッチ/チャンバラウ)がちょっとかっこよかった。
どっちに入ってもきついのは目に見えてるから真意はわからないけど、いつも一緒に行動しているばすたーのチームでなく、ディフェンディングチャンピオンのチームに行ったのでは、と思うと漢気を感じる。
本音を言えばタイラントにそれやって欲しかったけれども。
タイラントが左に来ちゃうと、東京が決勝行けるとしても1チームの可能性が高まってしまう。
てか何よりおれがタイラントvs餃子が見たかった笑。
でもまあ、スーパーアキラ2体でも相撲2体は嫌か…。
しゃーなし。
てかやべーなこのトーナメント!?
順当に考えると、一回戦アポロ、二回戦タイラント、準決勝米国orイレイザー、決勝餃子という、MAXで障害だらけのトーナメント表になっちまったような気がしないでもないが、珍しくこえどが、「とりあえず目の前ひとつひとつ勝ちましょう」なんて言ってくれた。
こ、これほんとにこえどだったかな…。
パンチだったっけかな。いやたしかこえどだった。
こえどがこんなことを言うとは…
大人になったもんだ(;;)
何となく落ち着きなおせた。
少し、間を置いて入場の整列。
整列後、周りは結構雑談してたと思うんだけど、おれはこの間ずーっとボーっとしてた。
この数週間のいろんなことを思い出したり、集中し直したり。
そうこうしてたら、”あの”ムービーが流れた。
ビートライブカップ2014決勝トーナメントOP
山岸さんがいない------------------
知ったのは大会が始まってしばらくたってから。おれが気付かなかったことを含めても、何の違和感もなく大会を盛り上げてくれたスタッフはすげえなと思う。
で、ムービーはその山岸さんからのメッセージだった。
たくさん”ささる”メッセージあったよね。人によって感じたところは違うと思う。
『大会を開くこと 続けること』
『俺が来れないから大会がないとかって言うのは もう全然ダメ』
『やってなくてもいいんだから ある意味ね』
そして、
『ディファ有明に帰ること』
おれはこのセリフがやばかった。
帰りたい。
戻りたい。
おれ個人にとってもあそこは特別な場所。
初めてBT杯を観に行ったあの日、参加はせずひたすら観戦して、ムッキー晶vs虎龍のファイナルを観て、そこからは毎年出ては泣かされて。
あそこでの初めての優勝はBT杯じゃなかった(闘劇)し、とてもとても泣ける雰囲気じゃなかった。
それから半年後、今の五人になって、初めての大会。
優勝した。
次の年はディフェンディングチャンピオンらしく、予選から決勝戦まで、全てメインの筐体で試合させてもらえた。
最後、負けてみんな泣かされたけど。
少し間が空いて、ディファでの最後のBT杯。
そうだ、あれ最後だったんだな。
おれが”ラスボス”ホームステイアキラに勝って、二回目の優勝をした。
またあのライトの中で試合したい。
山岸さんもあそこに帰りたいんだ。
いろんな思いが入り混じって、どうしても泣けてきた。
そして最後に、餃子が勝った時のムービーと、山岸さんのいつものセリフ
『決勝トーナメント、はじめます~~~~~!!!』
これよ、これこれ。
この声がして初めて、始まった。
来れなかろうとなんだろうと、これは忘れられちゃ困る。
ただ、ひとつだけ。
ムービー、他のチームが映って、締めなのは何だか悔しい。
「あれ、来年はおれらが映ろう」
隣にいたこえどにそう言ったところで、セガ斎藤さんのMCで入場が始まった。
ひとつひとつ。
もし負けちゃったら、またこいつらと次の試合ができるまで一年待たなきゃいけない。
もしかしたら同じチームでは出れないかもしれない。
そうなったときに後悔が無いように、一番長く試合をしていたい。
どこよりも、楽しむために。
続きはまた後日。。
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