2014 Beat-tribe Cup 決勝トーナメント

2014bt_win VF関連

【2014 第15回VFRビートライブCUP】 決勝トーナメント

決勝トーナメント一回戦。vsアポロ警〇。
メンツは、ワイルドカードを抜けたKING(PA)、子持ちイクナイ(VA)、青鷹(VA)、ゆう(JA)、ぎんちぇる(SH)。
個人的には、PA以外超得意。ただそのパイもKINGは割と相性良い。なので悪い気は全くしなかった…んだけれども。

先鋒戦。イトシュンvsぎんちぇる(SH)。
正直、チームとしても分は良いハズ。朝から引き続き自信なさげのイトシュンに対して、

「どこからでも巻き返せるから、ラクにやれ」

そう言ってアドバイスしてみるも、やっぱり動きが固い。
固いんだけども…そこはさすがイトシュン、危なっかしいながらも、ぎんちぇる、ゆう(JA)と二人抜いて…、青鷹(VA)に負け。

続いておれが出ようかとも思ったけれど、パンチがベネッサと相性悪くないので、パンチに任せる…も、結果は負け。
何だかよくわからないうちに負けた気がする。

よーしおれだ!

普段ベネッサとはよく対戦してるし、自信はある。
とはいえ、よく対戦するシャーク(VA)とはまた違う危なさがあって、若干不安。
でも甲府なんかいかにも負けそうだし、おれでしょう。。

結局、殴り合いの末辛くも勝利。
良くも悪くも最後まで暴れてきたところに、何とかヒザを突き刺せた。

次は、子持ちイクナイ(VA)
。今度もベネッサだし、余裕でいけると思いきや、ひたすら最大投げで投げられまくって3タテストレートで敗北。

ご、ごめんなさい。

大将をこえどで考えると甲府を出すことも考えたけれど、ここはベネッサよりもパイと言い切る甲府に大将を任せて、こえどに行ってもらう。

しっかりと処理。

しかし…。

相手大将KINGに負け。

あ、やばい笑。
ちょっと気が抜けてたような。
ここに来て初めてやばいと思った。

でも、結果甲府はしっかりと立ち回って、危なげなく勝ってくれた。

さすが!

「イケる」ってヤツにはしっかり勝つんだよねコイツ。
これが甲府めがね。
大将戦までもつれながらも、何とか一回戦を突破。

隣の筐体では、穴熊(JA)が大将戦の末ホームステイアキラを倒してた。
最近全然やってないらしいけど、さすが”持ってる”ヒト。
アーカイブ見たけどめちゃくちゃかっこよかった。コンボは適当だったけど笑

その後は、右側のトーナメントで餃子vsおまんげを観戦&応援。
ゼットが良いところ出せずに死んでたのが悔しかったなあ。
滅多に見れない真顔のたらちゃん(JN)がちょっとかっこよかった。
今年からだけど、あれ、良いチームだわ。

二回戦。vsモンテ。
穴熊(JA)、ぶるは(SH)、ふーみん(LE)、ぎぐす(BR)、しずる(AK)。
縁もあるし、単純に好きなチーム。何より試合中がめちゃくちゃ楽しそうで、応援する側もすごく楽しい。
でも、今回は敵。それに、タイラントを倒してあがってきたってところに色々と思うところがあった。正直あそこは一番やりたくなかったし、分も悪いと思う。だからこの機は何としても!ってのと、東京勢として、タイラントの分も頑張りたいってのと。

先鋒戦、先出しのため、まずはパンチから。
相手は…ふーみん。
やってないはずだけど予選勝ちまくってたんだよなあ…。
ちょっと不安。

でもそこはちゃんとやり込んでくれたパンチ・ザ・センプー。
しっかり勝ってくれた。

しかし、続くぎぐすの前に負け。
ここはBR神に任せて…と思いきや、少し嫌がったので甲府にいってもらった。
ブラッドにアオイは相性いいはず。狙いが噛み合い、見事勝利。

続いて出てきたのは…ぶるは。
予選で大事な所をしっかり締めてたキーマン。しかも意外と貫通力もあるのよね。前よく組んでたから知ってるけど。
甲府がここも勝ってくれると、楽だったんだけども。

しかしそう上手くはいかず、いいところ無く甲府がやられてしまった。

さてどうするか。
おれ自身シュンは得意なつもりなんだけど、ぶるはは実はそんなに自信ない。
イトシュンは…あんまり行きたくなさそう。

…しょーがねーか~。
ここは止めましょう!
おれが行くことにした。

いつものステージを選択して、内容もかなり噛み合ってすんなり3-0ストレート。
意外なぐらいあっけなく勝てて、少し変な感じがした。
おれが良かったのかなあ。
その後出てきたしずるに対しても、”動けてる”感あって、苦手なアキラにも何とか勝てた。しずるのブランクにも助けられたかな。何ていうか、今風のアキラじゃなかったというか。最速最速で動いてくれたってのもあって、こっちも割と気持ちよく動けた。

それとこのあたりから、この日ずっとそうだったんだけど、イトシュンの声がすごく良く聞こえた。
選択肢一つ一つ応援してくれてたんよね。
なんかミスっても、「大丈夫」とか、投げたときとか「ナイス〇〇」てな風に、結構冷静な声てのもあって、すごく落ち着けた。

話は戻って…相手大将は穴熊。
やりたかったんよね!
もともと対戦しててめっちゃ楽しい人だし、何だかんだジャッキーは好きなキャラ。
いつもちんぱんや三茶Jと対戦してるし、ここは勝ちたい。
内容は動けてる感が継続して、割と押せ押せで行けてた気がする。

でもたしか覚えてる勝負所が二か所。
2-0で迎えた3本目…かな?
体力リードで側面螺旋ガードさせて、そのまま壁に連れてこうと思って再度螺旋。
これを潜られてハイアングルを喰らった。
ああしまったこの人これやってくる人だった。
対戦が始まる前は結構気にしてたつもりだったんだけどなあ。

ここから、もつれる。

このラウンドか、次のラウンド、画面端に追いつめて龍尾閃カウンターヒット。振り向いて青龍で壁当てて終わり…

と思いきや。
NHで壁に当てて二択するつもりだったおれは、青龍を撃てなかった。
ここから、捲られて負けてしまった。

うーん。

もしかしたら、これってすげえ後悔するところだったのかなあ。
もしあのまま負けてたらまた一年後悔しまくったんだろうか。
でも実はこの時、全く後悔とかなくて、「ああ楽しかった」って思ってた。
「イトシュンもこえどもいるし、絶対負けない」根拠も無くそんなことを思ってた。
一回戦と違って危機感全くなかったなあ。

次のイトシュンは負けちゃったけど、こえどは盤石の試合内容でしっかり勝ってくれた。
うむうむ、そうでしょうそうでしょう。
隣ではちょうどレオラオ対ばすたーの大将戦に。
ここはレオラオを応援するも…敢え無く撃沈。
やっぱあれつえーわ。

てかアーカイブ見たけどこの日のばすたー、予選から通して凄まじい安定感。この米国病院vsチームイレイザーの一戦でも、全盛期を彷彿とさせる猿の動きに胸が熱くなるも、それを3-0ストレートでシャットアウトするばすたーのリオンはめちゃくちゃ強そうだった。

次はここ、米国病院と。”現役最強”ばすたーは勿論だけど、九州の看板フルスイ&とんかつもいる。怖いし、厳しくなるだろうけど、楽しみだった。

準決勝。vs米国病院。
このあたりから、今まで当たってきたぶるはやちんぱんが近くで応援してくれた。あいつら声もデカいし、楽しくなるしで、めちゃくちゃありがたい。てか、ありがとう。。
相手は、ばすたー(LI)、とんかつ(JA)、フルスイング(LI)、エンたん(AK)、とよちん(TA)。

先出しは、こちら。
誰が来ても対応できそうな、イトシュンに任せた。

相手先鋒は…とよちん。鷹嵐ですよ。ここは何としても早めに止めたい。

…願いは届かず、イトシュンがやられてしまった。
何ていうか、少し焦ってたかな。
多分勝てた試合だし、この試合は安心させてやれなかったことに少し後悔。

次は…おれが出ようかとも悩んだ末、パンチに任せることにした。

試合は…二択をかけ続けたパンチの勝利!

めちゃくちゃデカい!!
スーパーGJ。

続くエンたんには負けてしまったものの、仕事はしてくれた。
次はアキラが苦手なおれではなく…とか言う暇も無く、甲府が行ってくれた。

おお、自信ありげ。

てかいま考えると、残りはジャッキーとリオンだし、自分が行くところはここだと思ったんかなあ。
応援してた感じ、正直あんまりキレてる感じはしなかったのだけども、しっかり勝利。

にしてもアイツの無双破は当たるねえ。
しかし次に出てきたとんかつには、良いところなく負けてしまった。

お、おお、強そう。

ここでちょっと迷った。
実はこの数日前、ばすたーと20数試合ほどかな。ガチる機会があって、分も悪くなかったし、アイツが野試合と本番で動きが違うことを踏まえても、狙うポイントはいっぱいある。
この日は自信がないわけじゃなかった。
だから、こえどに先行ってもらうことも考えた。

でも、そこでこえどに言われた一言が
「(どっちでもいいけど、)単純に、ジャッキーとリオンどっちがいいすか?」

あそっか。

答えは「ジャッキー」

そりゃそうだ。

…正直言うと、緊張してたのかあんまり動けてる感なかった。
1ラウンド目はミスばっかし。
スカりが見えてるのに何も撃てなかったし、螺旋は後転に化けるし、順逆は生投げ(背後)になるし。

それでもまたイトシュンの声が良く聞こえたのと、運良くラウンド取れてたのもあって、落ち着きを取り戻して何とか勝てた。

あと、二つ。

相手副将はフルスイング。
出てきやがったな…。
最近全然やり込めてないみたいだけど、やっぱりコイツの貫通力は怖い。
つーか3年前、うちはコイツに4タテされて終わった。
被4タテなんてあれぐらいじゃねーかな。

ここは何としても借りは返したい。

とか思ってたんだけど、一瞬で2本取られて、3本目も体力1/3。でも壁が近くにあったから、何とかしてやろうと思った。
追い詰めれば、チャンスはあるはず。壁を登って、逆に追い詰めて起き攻めで一度目のチャンス。絶妙に位置を調整できて、そのままイケる、と思いきや、ぼっしゃ読みの46P+Kを避けられてしまう。おれ的には鉄板のタイミング、位置だったから一瞬心が折れそうになるも、『あ、コイツ避けるんだ』ていうか、『しゃがまねーんだ』って思った。

それなら…!

と思ったかどうかは定かではないが、数秒後、苦し紛れで撃った”いつもの”疾風陣2Kが壁やられにつながって、何とかこのラウンドが取れた。
Rからだから5年以上やり続けてんなコレ。。

そこからは終始おれのペース。
今見るといつも螺旋のカウンター確認も何もしてないけど、何とか押し切って0-2から逆転勝利。

おおし!

正直、この時にこの試合勝ったと思った。このままイケるかもとも思ったし、何よりステージ選んだこえどが負けるビジョンなんて、微塵も見えてなかった。

何より、楽しくてしょうがなかった。

で、やっぱり(?)次のばすたーには、0-3ストレートで負け。
しかしアイツはホント大会は動き違うなあ。
いつもならやらないこともバンバンやってくるんだよなあ。
正直大会で一番勝てる気しないかも。

そして…うちのスーパーエースに全てを託した。

結果から言うと、3-0ストレートでこえどの勝利。
おれ自身、あの日一番気持ち良かったのはこの試合。
もちろん読みが完璧にハマったてのもあったんだろうけど、あの仕上がりのばすたーを一瞬で踏み潰したアイツは最高にかっこよかった。

Photo by hataly

「これがこえどだ!!!」
叫びたかったぐらい。。

次は決勝!
“最後まで試合しよう”パンチと話していたとりあえずの目標はクリア。

ここまで来たら、立ってたいねえ、最後まで。

次は…餃子とオレンジラインの勝ったほうと。
オレンジラインの応援はするものの、正直、ホントに正直、おれは餃子とやりたかった。去年負けてるってのもあるし、おそらく”最強”のチームとやって、勝ちたかった。
5年前、大吟醸とやった時もこんな気分だったっけなあ。

…と思ったけど違うかな。
あの時は「どっちが勝っても」と思ってた。
今年は違う。
相手は地方勢だし、おれらができなかった同一メンバーでの連覇がかかってる。
もし相手が餃子なら、絶対に、絶対に負けられない。。

準決勝第二試合、餃子vsオレンジラインは、かいぶつが良いところを見せるも、ケイスタに止められ、そのまま走り切られて餃子の勝利。

にしてもケイスタの強そうさがやばかった。
準決勝よコレ。
4タテて。
しかも内容が盤石すぎ。

ばすたーに次ぐ”強そうさ”だった。あれ何とかしなきゃな~…。

ま、それはさておき、そういうわけで決勝の相手は”餃子五人前”に決まった。

絶対勝つ!!!

決勝。vs餃子五人前。
ケイスタ(SH)、ムック(TA)、こぞう(TA)、ぷうた(JN)、完全二択(WO)。

まずジャンケンは…気合のグーでケイスタに勝利!なんだっけなあ、しょーもないことなんだけど、この日おれ準決勝?かな?ジャンケンでチョキ出して負けてて。グーを出さなかったことを何故か気合負けしたみたいに後悔してて、負けてもいいからと思って、グーを出した。いやほんとすげーしょうもないことなんだけど、そんなことを考えてて、運良く勝てた。
瞬間、「勝ちました!!」いろんな意味を込めてそう言い放ったのが、アーカイブにも残ってた笑。声だけだけど。

そういうわけで、うちは当然の後出し。

相手先鋒は…こぞう(TA)。
はいはい鷹嵐鷹嵐。去年はこれに3枚抜かれたのよね。
早めに、止めたい。ここで行ったのはパンチ。
準決勝のとよちん戦も良かったし、去年もたしかいいとこまで追い詰めてんのよね。
相性は悪くないはず。

何とか勝ってくれ!!

内容は、ホント完璧としか言いようがない内容で、しっかり二択を掛け続けて、勝ってくれた。
この日気持ちが良かった試合ベスト3。

ていうか、準決勝のとよちん戦もそうなんだけど、BT杯前、甲府の家でみんなで集まったとき、こえどから言われたアドバイスが本当に効いていたと思う。あれが無かったら、準決勝の勝利も、この勝利も無かったんじゃないかな。
そう思ったら、この時点でかなりじわじわ来た。泣きそう。
でもとにかく楽しかったから、まだ泣かずに済んだ。

相手次鋒で出てきたのは、ぷうた(JN)。
パンチも良いとこあったんだけど、負け。相変わらずブルドーザーみたいなジャン。殴り合いになるのはわかってたし、ぶっちゃけそんなに分が良いわけでもないし、おれはあんまり出たくなかった。甲府に任せたかったのだけど、甲府は嫌がった。イトシュンもあまり出たくなさげ。

ううむどうするか。

そんな時にこえどがおれにまた一言、

「嫌すか?」

…そう言われたら、しょーがない。

全然嫌じゃねーし!

「ボコボコにするか、されるかだけど」
言いながら席についた。

でもこの日は、ステージ選べれば負ける気しないてのもあった。
たとえ持ちステージがかぶってても。

Photo by hataly

試合は、運も絡んで、3-0ストレート。

押し切れた。
失敗もいっぱいしたけど、とにかく運が良かった。
なんていうか、アーカイブ見てて、みんなの応援がとにかくデカくて、今更またじわじわ来ちまったよ。

次は、ムック(TA)。
去年やられてるし、今年はコンボミスもしない!絶対勝つ。

…なんて思ってたのに、人読みも全然できてなかったし、コンボもやっぱりミスったし、鷹嵐戦が全然足らなかったことを痛感した。

すまん…。

今度こっちの中堅は、何も言わずに自分からイトシュンが行った。

あれ…?

なんかいつもの迷ってる感じが全然しなくて、何だか頼もしかった。

こういう時のイトシュンは…。

完璧としか言いようがない内容で、3-0のストレート勝利。
この日気持ちが良かった試合ベスト2。イトシュン自身もめっちゃ楽しそうで、このまま皆殺しにするんじゃないかと思えた。実際次に出てきた相手副将ケイスタに対しても終始押せ押せで、いつもの下Pカウンターで喰らって逆二択のヒザぶっぱなした時は、もう絶対勝ってくれると思ってた。

しかし。

それでもケイスタが踏ん張り、最後は競り負け。

マジか~…。

内容がめちゃくちゃ良かっただけに悔やまれる。
こちらが出す次のカードは…。

迷った末にこえど。
大将をこえどで決めると甲府なんだけど、甲府はシュンよりもウルフと言い切った。
それに、「コイツ倒せるのはこえどしかいねえ」。
これは準決勝を見ていたときから思ってたことだった。
だから、こえどに行ってもらうことにした。

正直試合内容は、こえどとは思えないぐらい危なっかしかった。
緊張してたのかテンパってたのか、はたまたさすがケイスタなのか、もう見てられないぐらいやばかった。

ぶっちゃけ負け試合だったと思う。

でも、何とか、何とか勝ってくれた。これを止めてくれたのはデカい。

あと、一人。

願わくばこのまま勝ってくれ!!!!

…その前の試合でも感じた不安の通りというか、相手大将完全二択(WO)のプレッシャーのせいなのか、あまり良いところは出せず、こえどは負けてしまった。

…こうなりますかね。。

甲府のためにと思って頑張った今回、結果甲府に託すことになるとは笑
でも甲府は、「イケる」って言ったヤツには勝つんだよ。

絶対勝ってくれる。信じてるよ。

Photo by 大須晶

1ラウンド目。
出だしの動きがあまり良くない甲府が、壁を使ってダブルアップ。
実はこの時不安でしょうがなかった。結果上手くいったけど、おれらはそういう風に教えられてない。取れる確定のダメージはしっかり取る。おれはともかく、特に甲府はマジメだから、ダブルアップなんてしてるの殆ど見たことない。

焦ってるのかも、そんな風に感じて、おれはこの辺りから、もう息が止まりそうだった。

てかちくりんさんも実況で言ってくれてたけど、
「甲府はいつでもマイペース。それが甲府の良いところ」。

いや、ホントそうなんだよね。
アイツはペースは崩さない。
その後はひたすら”らしい”プレイをしてくれた。
でもアオイだから、捌き技とか出してラウンドを取れても、相手はウルフだし、一つ間違えてたらと思うともうゾッとして何も言えなくなりそうだった。

とにかく、「頑張れ!」勝ってくれ!それだけひたすら願った。

4ラウンド目。
2-1で迎えたこのラウンドは、得意の無双破を当てまくって、甲府のペースだった。

いける。

このままいける。

そう思ったのも束の間、死ぬか死なないか微妙なところで甲府の無双破が再度ヒット。

死んでくれ!!!!

しかし、ドットが残る。
後転を追う甲府。
また焦ってんのかなと思った。

行かねーだろいつもお前!!

と思ったけどトーゼン声は出なかった。

そこに完全二択の起き蹴りがカウンターで刺さり、ジャンプロードロ。
喰らって、下Pを撃った甲府に対して、完全二択はもう一回ジャンプロードロ。

KO。

マジかよ、何てことすんだコイツは。

てか自分体力ドットの大将でそんなことするとか、本当にイカれてると思った。

多分甲府に何か声かけたと思うけど、もう何て言ったか覚えてない。
でもあの時の甲府の顔を思い出すと、おれより全然焦ってなかった気がする。

最終ラウンド。
序盤に技が当たりまくったのもあって、先に7割リードからの起き攻めに投げ。
が、しかし抜けられて、そこからは逆に壁にぶつけられたりで、見る見るうちに減っていく甲府の体力。

頼む…!頼む!!

相手体力ドットまで減らしたものの、相手のアッパーでよろけて、ボディブローカウンターからのスクリューフックを喰らった。

壁の方へ飛んでいくアオイ。

正直おれは、壁コンで死んだと思った。

こえどもそう言ってたし、あの場にいた人の何割かはそう思ったんじゃないかな。

でも…、当たらなかった。

受け身を取った甲府が、捻り出した技は、両止。

これがヒットしてくれて、KO。

そこからはもう凄かった。

甲府に飛びついたハズだけど、嬉しすぎて何が何だかわからなかった。
人もとにかくいっぱい押し寄せてきたし、なんか水も飛んできて、「ああそういう感じか」とか思っておれも持ってたペットボトルぶちまけようかと思った。

でももうキャップ開けてどうこうとか、細かいことできないぐらい嬉しすぎて、そのまんま泣き崩れた。

画面におれが途中から映ってないのはそのせい。

ビートライブ杯 優勝は大仏パンチ! from miharasan on Vimeo.

…こんな感じで、あの日、”勝ちたかった”BT杯2014、優勝することができました。。
長くなりすぎなので、その後の話とか、感じた話やなんかはまた近いうち書く…かも?

Photo by 大須晶
一番好きな写真。イトシュンが写っていないのが残念…。

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