ジンです。
VirtuaFighter esportsが配信開始されて約半月。
他ゲームから新規参入したプレイヤーはともかく、アーケード(ゲームセンター)でしかゲームをしてこなかったバーチャファイター達は、初めてのオンライン対戦に戸惑うプレイヤー多数。
1フレーム(1/60秒)の世界で戦う格闘ゲーマーなだけに、オンラインゲーム特有とも言える『ラグ』(遅延)に悩まされるプレイヤーも多いのではないかと。
僕自身も多くのプレイヤーの方から、
結局どこでインターネット申し込めばいいの?
どこに変えたら快適に対戦できるの?
という問合せを多数いただきました。
例によって、ひとりひとりにコンサルするのもアレなので、自宅で快適にオンライン対戦を楽しむための『インターネットプロバイダー』の選び方とオススメをご紹介します。
正直言って僕も大して詳しくないので、要点および結論だけ。
例によって見出し、色付けした部分だけ読んでいただければいいようにまとめたつもりです。
それでは本文。
インターネットプロバイダーを選ぶ際に重要なこと
そもそも“回線事業者”とは、“プロバイダー”とは何か。
- 回線事業者…データのやり取りを行う実回線そのものを提供する会社
- プロバイダー…実回線とインターネットとを繋げる接続事業者
この2つの事業者をそれぞれ選び契約(※)することで、インターネットが使用できることになります。
こちらを踏まえて、以下ご覧ください。
※基本的にセットになっているので個別に契約する必要はありません。
十分なスピードと安定感が出せるか
単純なアップロード/ダウンロードスピードだけでなく、安定したping値(レイテンシ)が出せるか。
オンラインゲーマーにとって最も重要なポイントかと思います。
キーワードは”IPv6″
とにもかくにも『IPv6通信に対応しているか』これが大事。
IPv6とはなんぞ?とか一切思わなくていいです。とにかく対応しているか聞いてしまいましょう。
通常プランでは対応していなくとも、追加料金の別プランで利用できるプロバイダーもあるので、直接確認してしまったほうが早いです。
必ず確認しましょう。必須です。
※”IPv6プラス”というサービス名もありますが、これはあくまでもIPv4への通信/アクセスが可能かどうか、というのみですので、気にしなくて大丈夫です。
プラスが付いているから、より高位のプラン、というわけではありません。
申し込みの際に必ず確認した方が良い項目として、
『戸建てタイプ』(ホームタイプ)か『マンションタイプ』か、があります。
戸建てタイプは読んで字の通り、戸建て用の占有型。(月額料金は高め)
マンションタイプは建物全体で回線を共用するため、アクセス数の増減により通信速度が低下するなどが起こります。
『どんな時間でも絶対に安定した速度が出したい!』なら戸建てタイプの申し込みが可能か確認しましょう。
対象エリアに入っているか
自宅(もしくはインターネットを利用したい事務所等)が対象エリアに含まれているか。
プロバイダーには種類があり、
光コラボはNTTフレッツ光の回線を流用しているため、全国的に申し込みが可能ですが、光コラボ以外の回線は申し込める地域が限られています。
プロバイダーの候補が決まったら、まずは『エリア確認』してみましょう。
ここで重要なこととして、光コラボは最も利用者の多い、NTTフレッツ回線を流用していることが問題で、回線が混雑しやすいことを必ず留意しておく必要があります。
IPv6に対応していれば混雑しにくいはずなのですが、一時的に回線が遅くなったり、特定の相手との相性が悪くなるなどの状況が起きやすいのは確かです。
逆に、auひかり、NURO光、電力系光回線に関しては独自の回線となるため、混雑に巻き込まれにくく、安定していることも付け加えておきます。
その他
他にも細かいことを言えばたくさんありますが、オンラインゲーマーにとって大事なことは上のふたつで十分かなと。
他に気にするとすれば、
- 月額費用/工事費
- キャッシュバック条件
- 契約期間/最低利用期間(解除違約金)
- 開通までの期間
- 利用している携帯キャリア
このあたりかと思います。
見せかけのキャッシュバック金額は大きくても条件が複雑だったり、開通までに3か月かかるケースがあったり。
携帯とのセット割で安くなるケースもあります。
※ドコモ→ドコモ光、au→auひかり、SoftBank→ソフトバンク光,NURO光など
本記事はあくまでも”ガチ”ゲーマー向けの記事ということで、金額含めこのあたりは二の次で考えていますので、当ブログでは割愛。
金額などが気になる方、この類の記事はインターネット上に溢れるほどあるので一度調べてみると良いかもしれません。
おすすめプロバイダー
オススメ①: NURO光
“インターネットに係わる何か”を生業とする人間の多くが選ぶ最速最強プロバイダー。
もちろんゲーマーにとっても不動の人気を誇ります。
契約可能なら迷わずNURO光。
キャッシュバック45,000円の受け取りハードルも低い。
※他はなんだかんだ満額もらえない
但し、デメリットとして
- 開通までに時間がかかる(2~3か月)
- 提供エリアが限られる
気になる方、まずは『エリア確認 』してみましょう。
無事導入可能の判定が出ればチャンス。
オススメ②: auひかり
続いて信頼度の高いプロバイダーがauひかり。
auひかりを利用中で、対戦の際ストレスを感じるプレイヤーは全くと言っていいほどいません。
NURO光が対応していないエリアに対応していることや、開通までの時間もNURO光に比べ短い点が評価が高い。
オススメ③: eo光/コミュファ光【電力系】
こちらも信頼度の高いプロバイダー。
eo光のプレイヤーとは快適に対戦できていますし、コミュファ光は驚異的なスピードが出ることで有名です。
eo光は関西に強く、コミュファ光は中部/東海に強い。
対象エリアならこちらも断然オススメ。
次点: ソフトバンク光/ドコモ光etc【光コラボ】
上記全てがエリア外だった場合や、利用中の携帯キャリア都合で費用を抑えたい際に選択肢となるのがこれらのプロバイダー。
ソフトバンク光もドコモ光も追加料金プラン等でIPv6対応のプランを選択可能です。
※対応プランを申し込まない/対応ルーターを使用しないと、ひどく遅いケースも。
他にもSo-net光やBIGLOBE光など、複数の回線を取り扱う事業者もいます。
So-net光は様々な回線事業者を扱っており、トップページで地域/住居/使用携帯など環境に合わせて、申し込み可能なプランを提案してくれるので一度見てみるのもイイかもしれません。
回線を切り替える前に
PS4(5)の設定を確認しよう
「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」から
- DNS設定を手動にする
(1)プライマリーDNSを[1.1.1.1]、セカンダリーDNSを[1.0.0.1]に設定する
※上記で改善されなかった場合プライマリーDNS[8.8.8.8]とセカンダリー[8.8.4.4]も試してみましょう。 - MTU設定を手動にする
(1)IPアナライザー←PCなどからアクセスし、自身のMTU値を確認する。
(2)表示された「MTU=****」の数値を入力する
上記の設定を行うことで、
「大幅に改善した!!」
という方もいれば、
「遅くなった。。」
「全然変わらなかった」
という方もいます。
ちなみに僕の場合は元から比較的快適だったこともあり、大きな変化は感じられず。
今の回線環境に疑問がある方は一度試してみるのもいいかもしれません。
ルーターやLANケーブルを見直そう
- LANケーブルは古いものを使用していないか
最低でも”CAT6″カテゴリー6以上のものを選びましょう。
※CAT6限定が良いという話もあります。調子が悪いと感じたら色々試す必要があるかも。
参考:【驚愕】ネットが遅い?LANケーブルのカテゴリ7以上は逆効果! - ルーターはIPv6に対応しているか
「ルーターを換えたら爆速になった!」という声も散見されます。
古いものをそのままお使いの方、一度見直してみるのもいいかもしれません。
また、地味ですが一度ルーターやONUを再起動することで改善された例もあります。
現在契約中のプロバイダーに問い合わせてみよう
「契約中のプランはIPv6に対応しているの?」
とか
「もっと早くしたいんだけど方法ない?」
とサポートセンターなどで聞いてみると、実はプラン変更やルーター交換などで対応できるケースもあります。
まずは一度電話してみるのもいいかもしれません。
まとめ
以上、オススメプロバイダーのご紹介でした。
結論から言うと、
「とりあえずNUROかauひかり申し込んでみてダメだったら他考えよう」
です。
僕はNURO光に申し込んで本当に満足しています。
一切不都合は無く、回線速度や安定度についても全く不満がありません。
遅いと言われたことも無い認識です。
6/1のVFesports配信直後、後から配信開始に気付いたにも関わらず、VF系配信者の中でも際立ってDL速度が速かったおかげで、ほぼ最速の起動となり大変多くの方に視聴にお越しいただきました。
※参考動画:YouTube 16GB*2 DL 5分
現在引っ越しを検討中ですが、NURO光が対象エリア外だった場合など、もしも現在の回線速度水準が落ちたらと思うと、恐ろしくてなかなか引っ越し先を決められないくらいです。
そしてauひかり。
こちらはXBOXで細々と限定メンバーで対戦をしていた時からそうでしたが、全員安定して快適な対戦を楽しめました。
後から他ゲー勢に話を聞いて「NUROかauひかり選んでおけば間違いない」と聞いて納得です。
本文内でも何度か記載していますが、まずは『エリア確認』してみてはいかがでしょうか。
最後にもうひとつだけ。
今回ご紹介した記事に関しては、これらのプロバイダーに申し込めば、
『必ずラグが無くなる』『必ず今より良くなる』
という内容を保証するものではありません。
もしも何かしらの不都合が発生した場合であっても、僕が補償することなどはできかねますので、その点ご了承の上、参考になれば幸いです。
皆さんだけでなく対戦相手となる全ての方のために、簡単にまとめてみました。
ではでは、また。
コメント