ジンです。
またまただいぶ久しぶりの記事になってしまいました。最近は地元のコミュニティでの活動が思いの外楽しくて、気付いたら2年近く引きこもり状態。移動は自転車。電車もほとんど乗らない。
そんな状況の中、急遽ヨーロッパへ行くことに。というか行ってきました。
当初は妻のみの旅行で、自分は全く予定にはなかったのですが、妻と同行する予定だった友人が都合で行けなくなってしまったということで、出発の1,2週間前、急遽代理で同行することに。
「せっかく海外旅行に行くなら、コレあるといいかもしれないよ。ネエネエ」と妻にねだり、先日2026年5月に発売されたばかりの『Rayban-Meta (Gen2)』という話題の“AIグラス”を購入、旅に持参し実際に使ってきました。
今回の記事は、旅行の記録がてらAIグラスを使ってみて良かったところ、気になったところなど簡単にまとめていこうと思います。
メガネ好きの自分としては見過ごせない”AIグラス”というプロダクト、同じように「AIグラスが気になっていた」という方向けに、参考になれば幸いです。
※記事内の動画はRayban-Meta (Gen2)から1080Pで録画、Capcutで編集、Youtubeへアップロードしたものを掲載しています。こちらご了承の上、ご視聴ください。
それでは、本文。
Ray-Ban Metaとは

本題に入る前に、簡単にこの製品について。
Ray-Ban Metaは、MetaとEssilorLuxottica(レイバンの親会社)が共同開発したAIグラスです。日本では2026年5月21日にその第2世代(GEN2)が発売されました。
- フレーム:ウェイファーラー・スカイラー・ヘッドライナーの3スタイル展開(度付き対応のオプティカルモデルもあり)
- 価格:73,700円から
- カメラ:1200万画素の広角カメラ搭載。写真は最大3K、動画は1080p・最大60fpsまでハンズフリーで撮影可能
- 音声:テンプル(つる)部分にオープンイヤースピーカーとマイクを内蔵。音楽鑑賞や通話も可能なほか、「Hey Meta」と話しかけてAIに問いかけたり、操作したり、翻訳機能を呼び出したりできる
- バッテリー:単体最大8時間駆動(充電ケース込み48時間)
- ディスプレイ:非搭載。見た目は普通のレイバンとほぼ変わらず、レンズ内に情報を映し出す機能はない
購入する際は、Metaのオフィシャルサイト、眼鏡専門店、またはヨドバシカメラなどの家電量販店で購入が可能です。僕は眼鏡専門店で試着した後、欲しい型の在庫がないとのことで家電量販店のWebサイトから購入しました。
余談として、いわゆる”AIグラス”は大きく2タイプに分かれます。
- 撮影・AI音声応答が中心のタイプ:Ray-Ban Metaはこちらのタイプ。レンズはあくまでただのレンズなので、度を入れたり色を入れて使用することも可能
- ディスプレイ投影型:Even Realities G2やRokidなど。レンズに直接情報を映し出せるので、翻訳字幕やナビゲーションを視界に表示できる
今回使ったRay-Ban Metaは前者にあたるので、近未来映画のような「かけているメガネのレンズに何かしら情報が表示される」というようなことはできません。レンズに道案内や翻訳が表示されたりするのも憧れますけどね。今後に期待。
Day1 初アイルランド
早速使ってみました、Ray-Ban Meta。
まずはホテル近くから歩いてホテルに入るところまで。帽子を被っていたためにツバが少し入ってしまっています。意外と広角なので、AIグラスを使う上では気を付けなければいけない点かもしれません。
また、メガネについているために、歩く際は足元を確認したりなど、どうしても視点がキョロキョロしがちですが「自分の目線を手ぶらで撮影できる」というのは思っていたよりも快適でした。
ホテルにチェックインして荷物を置いたあとは、近くのカフェでアイリッシュブレックファストとやらを。ちょっとした朝食セット+飲み物1杯ずつで約50€。た、高すぎ。
その後は街を観光。クライストチャーチ大聖堂の中が撮影可能だったのでRayban-Metaで撮影した動画を載せておきます。夕食はアイルランドシチューとビーフシチュー、2種類のシチューが楽しめるレストランへ行き、この日は終了です。
ちなみに、今回の旅で食事や人はiPhoneで撮影することが多く、本記事では基本的に割愛します。Metaは、縦型の写真しか撮れないという制約があるためです。横構図で撮りたい時や、人を撮影する際はiPhoneと一眼に頼る形になりました。
Day2 ダブリン:Take That『CircusLive 2026』

2日目。今回の旅の目的、Take That『Circus Live2026』へ。
しかしいきなり問題が。
ここでこそAIグラスを使っての撮影をしたいところでしたが、会場の注意文に「アクションカメラの持ち込み禁止」という規定があり、Ray-Ban Metaがこれに該当するか微妙なところで、没収されたりしたらたまらん、と念のため置いていきました。なんかいけたっぽいけども。
ライブ自体は昔ながらのバンドだけあって参加者の年齢層はかなり高め。正直僕自身は曲をあまり知らなかったものの、そこはさすが老舗バンド、聞き覚えのある曲も何曲かあり、十分に楽しめました。前座で出てきたOneRepublicも良かった。めっちゃ良かった。
今回の会場はアイルランドのAviva Stadiumというところ。喫煙スペースという概念自体がなく、自分がいたステージ前のスタンディングエリアでも普通に吸える環境。日本で行われるライブとはかなり感覚が異なり、付き添いスタンスで参加している自分としては、これ以上ない居心地の良さでした。
大人が多いせいなのか、はしゃぎ過ぎず騒ぎ過ぎず、でもみんなが本当に楽しそうにしていて、とても良いライブに参加することができました。楽しかった!
Day3-4 バルセロナ:ガウディからのガウディ
3日目はバルセロナへ。ライブの疲れもあって、この日はほとんど移動と食事で終わってしまいました。夜に少しだけ、ホテルから散歩がてらサグラダファミリアへ。
手ぶらで、目線そのままの構図でサッと撮影できるのは、こういう「歩きながらふと見上げた瞬間」を残すのにすごく向いていると実感します。
4日目はCasa Batlló(ガウディの建物)を見学したあと、軽くショッピングをして、次の目的地シッチェスへ移動となりました。


Day5 シッチェス:海辺のリゾートでまったりと
シッチェスは海が近いリゾート地といった雰囲気の街で、ホテルも広くてゆったり。ここでは2日間ほど過ごし、海で泳いだり、自転車を借りて近辺を散策したりと、旅の中盤らしい休息の時間を満喫。
翌日夜には、街でワールドカップのスペイン対ポルトガル戦を観戦。スペインの人たちと一緒に応援して、勝利を喜ぶという貴重な思い出ができました。点が入った瞬間こそ周りの様子を撮りたかったけど、間に合わず。残念。
Day6-7 ポルトガル:海沿いの町から川沿いの町へ
6日目、今度はポルトガルへ。空港近くのホテルに一泊。この町は海が近く、浜辺を散歩するのが気持ちいい。ここではポルトガル名物のタコとイワシを楽しみ(主に妻が)、帰りは海外らしくジェラートを楽しんで(主に僕が)、この日は終了となりました。
7日目。次はポルトガルの目的地でもある、ドウロ川近くの町へ。斜面に拡がった町で、坂や階段が多く、歩きまわるのは少し大変でしたが、本当に素敵な街並みで感動しました。あとから聞くと、街並みそのものが世界遺産に登録されているらしく、それも納得。
天気が良ければ、本当に素晴らしい景色が撮れたのでは、とも思うけれど、また行きたいと思える良い町でしたし、それはまた次の機会に楽しみにしておきます。



実は丘の上からこの町を見下ろした時、『魔女の宅急便』で出てきたあの町を思い出し、そのことを妻と話しつつ調べてみたら、本当に「ジブリの『魔女の宅急便』のモデルの一つと言われている」らしくて。公式にジブリが発表しているモデル地はスウェーデンの2ヶ所なのですが、宮崎駿監督が制作前にポルトガルなどヨーロッパ各地を訪れていたそうで、この風景がミックスされたのではと言われているようです。本当のところはわからないけれど、その話に充分に説得力を持たせる、美しい町でした。
ちょっと脱線。
『ポートワイン』がこちらの名産ということで、ホテルのウェルカムドリンクでいただいたのですが、本当に美味しかった。普通のワインはあまり得意ではないけど、あれなら毎日飲んでもいい、かも。”ポルトのワイン”で『ポートワイン』なのね!!と二重の気づき。
(その後レストランで安いポートワインを飲んでみたら「そんなに」だったのであのワインが特別だったのかも。銘柄気になる)
もう一つ、ここに来てあらためて感じたのが、ヨーロッパはとにかく日が長いということ。たっぷり遊んでいる感覚があるのに、全然暗くならない。たくさん遊んで、暗くなったらちゃんと寝る。ここにいたら規則正しく健康になれる気がします。
21時30分を過ぎた頃、急に日が暮れ始め、それからの夜景もまた格別でした。
Day8 ガバマール:バルセロナに戻って最後の一日
旅も終盤、今回の旅も残すところあと少しというところで、8日目はポルトガルからバルセロナへ戻り、空港近くのガバマール(Gavà Mar)にあるホテルでゆっくり過ごしました。
敷地内プール脇の小道を抜けるとそのままビーチへ行ける素敵なホテル。
夕方は浜辺を散歩、夜は近くのレストランで今度はスペイン対ベルギー戦を観戦。翌日の最終日は海で軽く泳いだあと、帰国のための荷造り。来る前は「10日も海外か」と思っていたはずが、過ぎてみるとあっという間。なんだかさびしい。
Ray-Ban Meta Gen2、まとめ
この旅でMetaを使って、良かった点、気になった点をまとめておきます。
良かった点
- 手ぶらで撮影できる、自分の目線そのままを撮影できるのが一番の強み
- 「スマホやカメラを取り出す→起動する→撮影する」の3ステップに対して、フレームのボタンをワンタッチする(または音声)だけで撮影が始まる手軽さ
- 画質は容量が心配で一番低い設定にしていたが、思っていたより画質は悪くない
- 耳を塞がないので、ナビの音声を聞きながら歩ける
- 待ち時間にちょっとした音楽や動画を聞くこともでき、周囲の目もほとんど気にならない
- バッテリー持ちが良い。体感的にはほぼかけっぱなしで使っていたが、バッテリー切れの通知が来ることはなかった。Gen1からGen2にかけて、一番大きなアップデートだと思う
気になった点
- 現状、縦型の写真/動画しか撮れない(今後に期待)
- 翻訳サポート機能もあるようだが、いきなり人前で試す勇気が出ず、今回は使えなかった
- AI機能自体は現状あまり評判が良くないこともあり、今回は活用せず(今後に期待)
- 写真/動画のスマホへの同期が、スムーズな時とスムーズでない時がある。また、動画に関してはアプリを起動していないと同期がまったく進まず、起動していても速度は遅め
- 動画は最長5分までしか撮影できない
- これは個人的な話ですが、フレームはウェイファーラーを選んだものの、正直自分の顔にはあまり合っておらず。鼻当てを盛り気味にしないとフレームが頬に当たるうえ、かなり曇りやすい。他の気になった型には調光モデルがなかったので実質一択ではあったのですが、それが少し残念でした。購入の際は試着&フィッティングを推奨します。
この商品に関して正直な結論を言うと、今の時点ではまだ「買い」とは言い切れないかなあ。そもそも高いし、どこもかしこも惜しい、というのが率直な感想。
とは言いつつも、日々身に付けているモノが、カメラであり、マイクであり、スピーカーであり、更にAIでのサポートもしてくれるという、将来性も含めて非常に良い面だらけの、大変可能性を感じるプロダクトであるのは間違いありません。噂されているAppleのAIグラスが出たら、飛びついてしまいそう。でもめっちゃ高いんだろうなあ。
記事まとめ
以上、Rayban-Metaのレビューを兼ねた海外旅行記でした。
AIグラスは、アクションカメラとは違った良さ、特に”使いやすさ”が優秀だと感じました。特に日常的に眼鏡をかける人であれば、何の荷物も増やさず、ワンタッチで、周囲に気を遣わせず、撮影が可能です。アクションカメラは胸などに付ければ急な視点の移動は少なくなるものの、どうしても目立つので、相手側にも「いま、撮影してる?」と気にさせるケースがあります。逆に言うと、AIグラスでの撮影はあまりにも自然すぎて目立たないので、盗撮の心配が今後出てくれかもしれませんが。
他にも、歩きながら、自転車に乗りながら耳を塞がずの道案内や、ちょっとした空き時間の動画視聴などでも役に立ち、僕の使い方にも非常に合っていたように思います。今ぐらいのレベルだと日常生活ではそこまで役に立つものではないかもしれませんが、旅行時のお供としては本当にオススメできるモノでした。
もう少しAI機能と翻訳機能が発達したら、日常生活においても手放せないレベルのプロダクトになると思います。今後どんどん出てくるだろう次世代のAIグラスに期待して、今回の記事を終わります。
ではでは、また。


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