ジンです。
今回はよく聞かれる、もしくは”勘違い”される、
『YouTube配信はお金になるのか』について書いておこうと思います。
僕も2019年1月頃にゲーム配信を始めて、同年5月に登録者数1,000人を突破、無事収益化につなげることができました。
最近は我らが”バーチャファイター”の配信も増えてきており、今後e-sports化が控えているということで、興味ある人へ多少なり目安になれば幸いです。
では本文。
配信で収益化するための条件
まずは、ゲーム配信によって収益化するための条件について。
これはYouTube以外の配信サービスでももちろん可能で、各サービスごとに条件が決められており、こちらについては過去記事で簡単にまとめさせていただきました。
参考記事内でもあれこれと簡単にまとめていますが、僕が配信で利用しているYouTube、Twitchで収益化する条件として、大事なのは2点。
- 規定のフォロワー数(登録者数)を突破する
- 規定の配信時間もしくは再生時間を超過する
これです。
配信者の知名度や配信する内容によってはこれが非常に難しい。
仮に”バーチャファイター”というタイトルが最新の人気タイトルであれば、さほど難しくなかったかもしれませんが、最新作発売から10年以上経過している本作では物凄く高いハードルと言えるかなと。
全盛期に始めていれば…と考えてしまうこともありますが、10年前と今ではオンライン対戦環境や配信設備の整えやすさも段違いですし、タイミングもあるのでやむなし。
と、そんな高いハードルではあるものの、僕の場合はありがたいことにバーチャファイターの配信のみで見事Youtube登録者数1,000人・Twitchフォロワー数100人を突破、見事収益化することができています。
このときは
『自分のお小遣い程度になったらありがたいな~』
なんて、ボヤ~っと考えてたんですが…
YouTube配信での収入源とその金額
今回はYouTubeのみの内容について。
なぜなら…Twitchはまだ”お金を貰う条件を満たせていない”ためです。
Twitch収益化できた、と書いているのに、どういうこと?
という疑問が生まれると思いますが、これはどういうことかというと、
こういうものって“規定の金額を越えないと振り込まれない”
のです。
(YouTubeでは8,000円、Twitchでは$100)
考えてみれば当たり前のことで、数円~数十円なんて金額まで対象に毎月振込を行っていたら、サービス運営側も手数料がバカにならないですし。
こういうところはブログによるアフィリエイトなども同様ですね。
広告料
再生数に比例して多く貰える、こういった配信系サービスのメイン収入源。
テレビで言うところのCMと同じですね。
YouTubeでは、
- ディスプレイ広告
動画再生中に右上に表示されるバナー広告 - オーバーレイ広告
動画再生中、画面下部に表示されるバナー広告 - スポンサーカード
動画終了時に表示されるバナー広告 - スキップ可能な動画広告
動画開始前・再生中・終了時に再生される動画広告 - スキップ不可の動画広告
動画開始前・再生中・終了時に再生される動画広告
と5種類の広告から配信者が任意に選択し、上記広告が表示された回数により、配信者へ報酬が支払われます。
ちなみにこのあたりただ表示されればいいわけではなく、
“バナーはクリックされたら”
“動画はスキップされずに規定秒数以上表示されたら”
やっと報酬が支払われます。
報酬額はチャンネルの評価や実績、表示された広告によって上下しますが、一般的なYouTuberだと1再生あたり0.05~0.1円程度と言われており、それこそ何百万再生などされない限りは、まとまった収入を得ることはできません。
スーパーチャット
Live配信中のみ可能なチャンネル支援システム、いわゆる“投げ銭”、“スパチャ”。
権利を購入することで、配信者を支援できます。
※Twitchでは”ビッツ”を購入して”Cheer”する
単純に配信者への支援というだけでなく、コメントを乗せて購入者のコメントを強調表示させることができ、強調される際の時間、色は金額によって上下します。
購入金額に上限があり、一日5万、週20万まで(YouTube)。
ちなみに、購入額の約3割は手数料として運営に支払われます。
配信者に全額支払われるわけではないので注意しましょう。
人気配信者が生放送を行うと、一回の放送で数千~数万が飛び交い、一瞬で数十万~なんてことも…。
とんでもない世の中ですね。正直ウラヤマシイ🤤
メンバーシップ
Twitchで言うところのサブスクライブ(購読)。
毎月90円~12,000円、配信者が設定した固定額を支払い、配信者はその対価をメンバーに対して支払う、と言ったシステム。
僕はメンバーに対して支払う対価というのが特に思いつかず、この機能は特に利用していません。
メンバー限定の配信や、特定の情報配信なんかを行う人には良いのかも?
企業タイアップ
こちらはいわゆる企業案件。
企業などから商品やサービスの紹介依頼を受け、それを動画内で紹介、購買を促すことで報酬が貰える、最も期待値の高い収入源。
但し言わずもがな、チャンネルに知名度が無い限りなかなかチャンスは巡ってきません。
そういえば自分も一回ソシャゲのプレイ&配信依頼が来たような…
「また連絡します」から連絡来ないけど👻
アフィリエイト
もしかするとピンとこない方もいるかもしれませんが、ブロガーの収入源として有名な“アフィリエイト”。
動画配信者にとっても、大きな収入源となりえます。
ブログの場合だと、紹介したい媒体に合わせて文章とリンクを作成し、読者がリンク先で商品購入などの成果が発生すると、紹介者に報酬が支払われるという形が一般的ですが、動画配信の場合でも、概要欄などにリンクを掲載するパターンが多くなってきています。
ブログよりも視覚的かつ口頭で魅力を伝えられるので購入を訴求しやすく、ガジェットレビュー系のYouTuberにはいまや必須の収入源と言えます。
ゲーム系配信者の場合、特にPCのプロゲーマーなどは、使用しているゲーミング機器を質問されることも多く、紹介を兼ねてよく利用されています。
初めての入金とその金額
と、ここまでYouTubeでの動画配信における収入源について書かせていただきましたが、ここで紹介するのは、実際に初めて報酬が支払われた時の時期とその金額について。
- 登録者数1,000人達成からちょうど1年後の2020年5月
- 1万円ちょっと
1,000人達成まで約50回、初報酬まで1年半、約80回ほどの配信。
配信頻度の問題もありますが、1本1,000~3,000回程度の再生回数のみでは当然厳しく、観に来てくれたみなさんからのお心遣いで何とか達成できた金額がこれです。
多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、自分が楽しむために始めたゲーム配信にも関わらず、報酬をいただけたこと、大変感謝しています。
皆さん本当にありがとうございます。
まとめ
以上、正直ベースで書いてみましたが、いかがでしょうか。
結論としては『ゲーム配信でまとまったお金を稼ぐのはかなり難しい』と言えると思います。
僕自身、配信開始当初は
「ひとり黙々と家でゲームしてるより、5人でも10人でも観に来てくれる人がいたら楽しくゲームしていられるかも」
ぐらいの軽い気持ちで始めてみたら、想定していたよりもかなり多くの方に観に来ていただくことができ、
「もしかして…ゲームしながら小遣い稼ぎできちゃう!?🤩」
なんて欲が出てしまったのは否定しませんが、現実はとてもとても厳しい。
お金を稼ぐというのは簡単ではないということで。
最近はバーチャファイターによる配信が増えたことに加えて、他ゲームへの興味が増えたこと、そして勉強のためにも人気ストリーマー(配信者)の配信を視聴する時間が増えたのですが、成功している方というのは、
- 人気ゲームで日本一クラスの実力がある(あった)
- ゲームに関わらず、もともと知名度が高い
- 天才的に話が面白い(視聴者を不快にさせない)
- イベント実施や編集など、視聴者を楽しませる努力を惜しまない
などの特徴があると感じました。
他にも、ビジュアルが良い、声が良いなど色んな要素があるかと思いますが、ホンモノは上記に関して本当に努力している方ばかり。
もしもこのあたりに自信があるのなら、頑張れるのであれば、ストリーマーを目指してみるのもいいかもしれません。
というわけで、今回はこのくらいで。
もし他にも気になることがあったらコメントでも配信に来ていただいてでも、何でも聞いてくださいね。
わかること、答えられることならなんでも答えます!
それでは、また~。
YouTubeでは主に視聴者と話しながらのPS3のランクマッチ、たまにイベントなど。
TwitchではDiscordで集まったメンバーと会話しながらのルームマッチを主として配信しています。
良かったらチャンネル登録、いいね、サブスクよろしくお願いします!
コメント