【Haute42】レバー歴30年のバーチャファイターがレバーレス買ってみた【アリエク激安セール中】

ガジェットレビュー

ジンです。

先日行われた『CAPCOM CUP XI』、何の気なしに観戦していたら予想以上に面白くて、ストリートファイターモチベが高まり、勢いで“レバーレスコントローラー”をポチってしまったのでその話を。

約30年間、レバーのみで格闘ゲームを嗜んできたおじさんがレバーレスを触るとどうなるか、どう感じたかを書いていきます。
あ、ついでに書いておくとレバーレスコントローラーって実は通常のアケコンよりも安いので、興味ある方向けに今回買った機種、オススメ機種なども最後に紹介しています。

それでは本文。

レバーレスアケコンとは

『Hitbox』で一躍有名になったレバーレスアケコンは、従来ゲームセンターなどで使われていたコントローラーからレバー(ジョイスティック)を取り除き、全ての操作をボタンで行うことができるデバイスです。方向入力が直接ボタンに割り当てられるため、従来のレバー操作に比べ正確さと素早い入力速度を実現します。

ジン
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ストリートファイターシリーズのプロゲーマーが続々乗り換えたことで、格闘ゲームプレイヤーを中心に人気が爆発したデバイスでもあります。ゲームセンターでプレイしてきた側からすると「左手がボタンなんて無理」と思ってましたが、今考えるとFPSに代表されるPCゲーマーは全員左手キーボードで操作していますから、慣れれば意外とイケるものなんじゃないかと。

通常のアケコンと比較したメリット

  • 精度向上: 方向入力がボタンによるため、意図しない方向への誤入力が減少します。
  • 速度向上: ボタン押下はレバーを動かす動作よりも速く、連続入力や複雑なコマンドも簡単に実行できます。
  • カスタマイズ性: プレイヤーはボタン配置を自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
  • 耐久性: レバー部分がないため、物理的な磨耗が少なく、長持ちします。
  • コストパフォーマンス: 通常のアケコンに比べて安価に購入できるモデルが多いです。
    ※但しPSにも対応するモデルになると、対応基盤のために高価になりがち。
  • 携帯性: レバー部分がなく、軽量なモデルが多いため、持ち運びがしやすいです。
ジン
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逆にデメリットについて考えた場合「慣れ親しんだレバーアケコンからの移行が難しい」という以外にマイナス要素が思いつきません。これから格闘ゲームを始めるなら絶対レバーレス!!だと自分は思ってます。

実際に購入したレバーレスコントローラー

当初あまり知識のなかった僕は「レバーレスって普通のアケコンより安いものが多いけど、どれもこれも怪しいなあ」と思っていました。
そこでなんとなくX(旧Twitter)で「何が違うの」と呟いてみたところ、何人かの方からレスをいただきまして。何でできてるか、何に対応してるか、有名ブランドか、など細かな違いはあるものの、

「結局は好み」です、と。

ジン
ジン

これは本当に意外な回答でした。じゃあ3万も5万も出して高くて重いアケコン買わなくてもいいじゃないか。。

厳密に言えば基盤にもいくつか種類があったり、信用できない販売元の物は危険かもしれませんが、PCで使う場合で且つYouTubeやblogでレビューを見つけられる商品であれば大体大丈夫。

[Haute42]S16 ※アリエク6,571円(2024/3/22時点)

そして選んだのが安かったこちら。
“Haute42”というブランドの“S16”というモデル。めっちゃ小さくて軽いです。片手を四角で囲ったぐらいの大きさ(約20cm×約13cm)で、400g弱。小さいので膝置きはちょっとキビシイ。

この“Haute42”というブランド、コスパが良くて最近有名なモデルのようで、多くの方が各方面でレビューを投稿されていました。最初の購入当初はそのあたりあまりをよく調べなかったために、この“S16”の前に“G16”というモデルを購入したものの、結論この“S16”がオススメ。“G16”は好みが分かれるモデルと言えますが、こちらはカスタム無しでも十分に使えます。
ちなみにそれぞれ”*13″というモデルもありますが、数字は単純にボタン数。邪魔になるものでもないので16ボタンモデルを選んでおくのが無難。

“S16″と”G16″の違い

横幅、縦幅は一緒ですが、厚みは“S16”(右)のほうが薄い。というか、“G16”(左)のボタンがかなり特殊で厚みがあり、人を選ぶ形状です。また、このボタンの形状のせいか、ボタンキャップが外れやすく、ボタンの弾き入力を多用する方は避けたほうが無難です。
←の写真でも“G16”(左)はボタンキャップが少し浮いています。
ボタンキャップやキースイッチも交換してカスタムすることも可能ですが、それなら最初から”S16″など別のコントローラー購入を検討したほうがコスパが良くなります

左図が基本のボタン配置になっていて、こちらは自由にカスタムが可能。PCからブラウザを経由して設定ページに入り、右図の対応ボタンの数字を各項目に割り振っていけば、機能の入替はもちろん、LEDの光り方、連射、マクロまで設定可能です。(連射/マクロ機能は大会等では使えません)

[Lofree]Ghost switch / linear でちょこっとカスタム

“S16”はそのままでも十分使いやすいコントローラーですが、調べてみるとどこもかしこも大絶賛のキースイッチに換装できるということで…買ってみました“Ghost switch”

“S16″の標準ボタンである”Choc V2″は最後まで押し込んだ時に入力が反映される仕様のところ、”Ghost switch”は半分ほどの押し込みで反応してくれるようになるため、より速いコマンド入力が可能になります(写真参照)。その他にも、ボタン音が静かになり、何より押し心地が最高。スコスコ…という感じで、ちょっと良いキーボードを使ったことがある人ならイメージが湧きやすいかも。

換装の方法も、ただボタンを引き抜いて挿し換えるだけと簡単ですので“Ghost switch”に触れる機会があったら、少しでも興味があれば、ぜひ触ってみてほしいです。僕は本当に気に入りました。

ジン
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3/22現在Amazonでこの商品初のセールが行われているので興味がある人はぜひ。90個セットなのでアケコン用にはちょっと多いですが、予備として持っておくのもいいですし、余りはメルカリ等でも絶対売れると思います。僕も予備欲しい…。

その他購入候補(おすすめレバーレス)

[Punk Workshop]Mini HitBox ※現状最強モデル

現時点で一番“間違いない”レバーレスアケコン。プロに限らず、各ゲームのトッププレイヤーに多く愛用されています。デザインが素晴らしく、実用性も抜群。手前側に傾斜がついていたり、プレイヤーのための工夫が盛りだくさん。このパンクワークショップのボタンがまた評判が高く、レバータイプのアケコンに換装する人もいるようです。
購入の際はカラーの他、ボタン配置に複数タイプあるので、好みの配置のモデルを選んで購入しましょう。

ジン
ジン

個人的にもめっっっっちゃ欲しいアケコン。掌底ボタンも使ってみたい。
こちら3/22現在、アリエクセールで2万円ちょっとで買えちゃいます(Amazonでは3万5千円ほど)。今にもポチってしまいそう…。

[Haute42]M16 ※実用的なコスパモデル

僕が購入した“S16”の上位モデル。アルミ合金のケースで高級感があります。廉価版の“T16”もアリ。“S16”よりも一回り大きく、膝置きでもプレイしやすいです。ボタンも少し大きい。

ジン
ジン

Razer”Kitsune”に激似且つボタン数も多いので、あちらを買うならこちらの方が…ムグムグ
ちなみにこちらもアリエクでセール中(1万円ちょっと)激安

Flatboxシリーズ ※Haute42を凌ぐ激安モデル

今年になって登場したHaute42以上の激安モデル。全然悪くないらしい。ボタン配置が特殊なモデルもあり、お試しにはいいかも。アリエクセールではなんと5千円台で買えるモデルも…!!

[その他]JumpHack/碧井工房,Rushbox/moimate, etc…

その他、気になっているモデルを紹介。
ちなみに紹介しなかった、Victrixのレバーレスは高価すぎてコスパ的には微妙。カッコイイけど。強みはPlayStationにも対応しているぐらい。一番有名なHitboxは追加ボタンなどはなく、そのままだとPlayStationで使えないし、現状はあまりオススメとは言えません。

碧井工房
スト6向けのレバーレスコントローラーを制作・販売している碧井工房です。

一部のプレイヤーに根強い人気のある、碧井工房のJumpHack。”JumpHack Air”というモデル、現在は販売していませんが、めちゃくちゃカッコイイです。好み。

【Rushbox】より直感的なプレイを実現!薄型レバーレスコントローラー
キーボード設計のノウハウから生まれた格闘ゲーマーがより直感的により深く格闘ゲームをプレイするための夢のコントローラーが誕生!親指・掌底を含む最大18+6の配置の中から使うボタンを設定!大会レギュレーションに沿ったカスタマイズが可能

こちらは今月末Campfireにて販売開始予定の“Rushbox”凄まじい薄さと、ボタン配置が自由にカスタマイズ可能な天板、更に前述した“Lofree Ghost switch”が標準装備と、プレイヤーが求める機能全てが詰まっていると言っても過言ではないレバーレスアケコン。今回は台数限定の販売ですが、人気が出て量産されるといいなと思います。

まとめ

以上、僕が購入したレバーレス、およびオススメモデル(狙っているモデル)の紹介でした。

ジン
ジン

2024年3月31日追記

・レバーレス気になるならとりあえずキーボードで格ゲーやってみればいいと思う。レバーレス触ってからやったら全然対戦できた。楽しいと思えたらレバーレス買いましょう。

・アリエクのセール激安だけど普通のアケコンは大きい分海外の送料高いからオススメできません。

記事内でも何度か記載しましたが、現在アリエク(AliExpress)でセールが行われてまして、考えられないぐらい安いです。
しかもクーポンコードを入れれば更に10%以上…。(コードはサイトに行けば表示されます)

海外の通販サイトということでちょっと怖いのと、到着まで時間がかかるのがネックですが、運営自体はアリババグループということで商品が届かなかった場合はしっかり返金してくれますし、とにもかくにも安いです。Amazonで買う場合の3~6割引きになるんじゃないかな。
ただ、もしも購入する場合は、ショップ名や購入数などもしっかり確認して購入するようにしてくださいね。安すぎる電化製品などはしっかり偽物が販売されているようで😅
自分は先日のレバーレスが無事に、しかも5日ほどで到着したので(予定より10日以上早かった)、S●NYのヘッドフォン、ハズレ覚悟で買ってしまうところでした。ネットで調べたらやっぱりダメみたいで踏みとどまりました😂

いまのところはアリエクでアケコン購入時の詐欺報告などは僕は聞いたことはありません(あったら是非教えてください)。逆に日本で最近できたゲーミングデバイス専門通販サイトで、オープンセールということで比較的安く商品が並んでいたものの、商品が全然発送されない、届かないというトラブルがあったようでX(旧Twitter)ではだいぶ賑わってました。日本でも海外でもアヤシイもんはアヤシイ

色々と脱線して記事のボリュームが大きくなってしまったので、今回はこのあたりで。
次回は実際に格ゲーをプレイしてみて、設定や感想など書いていきたいと思います。
そちらもよかったら読んでみていただけたら嬉しいです。

ではでは、また。

コメント

  1. […] 前回の記事で紹介したHaute42 S16。一部で流行りの激安レバーレス。 […]

  2. […] 闘プロゲーマーが続々と移行したことで有名な”レバーレス”コントローラー。こちらについても、実際に購入、使用した感想を別記事で書かせていただいているのでよかったら。 […]

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